部員ブログ

2018-6-13
闘う理由(渡辺菜々)

女子チームは2017年11月25日に秋季リーグ1部2部入替戦で大阪国際大学に0-1で敗れ、1部の舞台へ戻ることができなかった。

私はこの入替戦を忘れることができない。なぜなら、私が相手チームに与えたPKで失点し、負けたからだ。しかし、忘れることができないのはこの試合結果などではなく、仲間の泣き崩れる姿だ。みんなが涙を流しているのを見るのがどれだけ辛かったことか。みんなの顔を見るのがどれだけ怖かったことか。あのプレーがなければ、失点がなければ、笑顔で終わることができたのに。と何度後悔しただろうか。

当たり前だが、どんなに後悔しても時間は戻ってこなかった。戻ってくるどころか、すぐに今年の春季リーグがやってきた。

今年の女子チームには、決定率100%の打てば入るストライカーも、相手を10人抜きできるドリブラーもいない。プロのように相手を翻弄する華麗なパスワークが出来るわけでもない。それでも、私たちにはチームのために走り続け、体を投げ出せる選手がいる。声を枯らして応援してくれる保護者がいる。応援のために会場に足を運んでくれる先輩やOBの方がいる。

こんな最高なチームが他にあるだろうか。私は今度こそ、この最高なチームの最高の笑顔が見たい。もうあの試合の時のような想いはしたくない。みんなの泣き崩れる姿をみるのはもうたくさんだ。仲間、家族、先輩の笑顔のために私は闘う。

みんなで『笑顔』で戻ろう。1部の舞台へ。

女子チーム3回生 渡辺菜々

2018-6-5
塞翁が馬 (柄脇雅伸)

 良いことがあれば、次は必ず挫折がやってくる、それを乗り越えられれば、また良いことがやってくる。

 人生はこの繰り返しだ。一回生の時からAチームに在籍させてもらっていたが、二回生までに公式戦に出場できたのは片手で数えられるほどだった。こんなにも長い挫折を経験したのは初めてだった。試合に勝っても表では喜んでいたが、正直心の中は悔しさでいっぱいだった。毎日の練習もただこなしているだけで、向上心が欠けていたし、昔のようなサッカーの楽しさも忘れていた。そして、三回生になり、私にはBチームに落とされるという試練が与えられた。
 
 その時、「今Aチームにいても意味がない」という言葉を高橋コーチからかけられた。

 私は現実を受け止めることができず、なぜ今までサッカーをしているのかと問い続けた。

 大学生活では自分の時間がたくさんある。そのため、サッカーをしていなかったら一日中自分の好きなことができる。しかし、私はこれまで何もかもサッカーを通して教わってきた。ここまで人間的成長ができたのも、サッカーというスポーツがあったからである。だからこそ、今までサッカーを続けてきたのだとあらためて気付いた。

 そんな初心を思いだしてプレーをした。それからはサッカーを楽しめるようになり、自然と向上心を持てるようになっていった。去年の冬にはIリーグ日本一を取ることができた。このようなすばらしい経験はBチームに落ちなければ得ることができなかったことだった。

Iリーグで日本一になれたのは、四回生の存在がものすごく大きかった。なぜなら、チームのことは全て四回生が考えてくれ、私たちはただサッカーで結果を出せば良かっただけだったからである。そしてそんな四回生も卒業し、ついに今年は私たちが最終学年となった。
 
 いつも先輩に迷惑をかけてきた私が、四回生になるのは不安でいっぱいだった。それでも私には頼もしい同期がたくさんいる。去年のような四回生にはなれないかもしれない。しかし、私たちの学年には私たちの学年にしかない良さがある。それは他の学年にはない底なしの明るさだ。

 これから私たちは多くの挫折や困難にぶち当たるかもしれない。だが、これらの壁を乗り越えたチームにしか日本一は取れないと思う。だからこそ、どんなに辛くても諦めたくなっても、私たちの学年らしく明るく乗り越えチーム全員で日本一を取りに行く!
そして、私自身はチームに欠かせない存在となり、この素晴らしいチームを日本一に導ける選手になっていきます!

男子チーム4回生柄脇雅伸

2018-5-29
可能性(曽木友樹)

私は現在Aチームでプレーしています。今年の5月に初めて公式戦のピッチに立ちました。

 入学前、関西学院大学の選手たちが相手を圧倒している試合をテレビで見ました。その時、私もこのチームで試合に出たいと強く思い、入部しました。

 しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。入部すると自分にないものを得意とし、武器とする選手がたくさんいました。キックの上手い選手、守備の上手い選手、試合の流れを読む選手など、様々な選手がいました。

そんな選手たちが集まるこのチームで、通用し私の武器となるのはドリブルでした。ドリブルでその選手たちに対抗していこうと思いました。

 ある時、幼い頃の自分はこんな風に割り切った考え方をしていただろうか、とふと頭をよぎりました。自分の可能性を制限して人に負けているものを諦めてきただろうか。そんな生き方はしてこなかったと思い返しました。

 自分の可能性を信じ、もっと上手くなれると思い、純粋にサッカーを楽しんでいました。人より下手なのであれば、自分にもできると必死に練習してきたはずです。いつの間にか、試合に出たいから、認められたいから、そういった割り切った考え方をしていました。それが自分の可能性や成長を妨げていたということに気づけませんでした。

  大学生になると、サッカーの技術はそこまで上達しないなどと言われています。しかし、そんな言葉を聞いて自分の成長に限界を決めてしまうのは本当にもったいない。もっと自らの可能性を信じて努力し、今の自分にないものを必ず手にします。

 関学サッカー部を日本一に導き、更なる可能性を追求していきます。

男子チーム3回生曽木友樹

2018-5-23
最後はハート(丸山倫)

 高校最後の選手権、山口県予選準決勝で高川学園高校に0-7で惨敗した。全ての失点を鮮明に覚えている。屈辱以外のなにものでもなく、楽しみにしていたはずの選手権が地獄のように感じた。「早く試合が終われ」とさえ思った。三年間チーム全員で積み上げて来たものがあっけなく、もろくも一気に崩れ去り、とても大きな挫折だった。悔しすぎて、悔しすぎてこのままでは終われるはずがなかった。

 そしてそのことが、関学でサッカーをしたいと思っていた私の気持ちをより大きくした。

 関学のサッカー部に入った私は、自分のレベルの低さを思い知らされた。全く上手くいかず、楽しくない日々を過ごしていた。そんな時、高校時代の恩師がよく言っていた言葉を思い出した。
「最後はハートだ!」
ゴール前こそ気持ちで突っ込め、気持ちで体を張って守れ、気持ちがないと上手くてもダメ、最後は気持ちが強い奴が勝つ、気持ち次第でなんとでもなる、だいたいこんな意味が込められていたと思う。つまり気持ちを前面に押し出せということだ。

 下手な私は気持ちで戦うしかない、誰よりも走るしかない。

 今私はC1チームに所属している。去年は出られなかったIリーグに、今年は出場できるチャンスがある。下手でもいいし、かっこ悪くてもいいから、誰よりも走り、体を張り、気持ちを前面に出し、なにがなんでも勝ち、全国に出る!

 そして、共に闘う人に感動を与え、原動力となる!

男子チーム2回生丸山倫

2018-5-16
いつかじゃなくて「今」(石淵萌実)

「今」という時。
これは、私が一番大切にしているものだ。当たり前だが、私達は過去に戻ることも未来にタイムスリップすることもできない。そして、「私」という意識は「今ここ」にしか存在せず、過去や未来にアクセスするのも、「今」なしでは成し得ることはできない。全てが「今」の上に成り立っており、全ての人類が「今」を生きている。そして、この全宇宙には「今」しかないということ。だから先人は、「全てが今ここにある」という言葉を未来に託し、残していってくれたのだと思う。

 だが、過去にアクセスしてみたい。

 2017年6月24日土曜日、忘れもしない去年の春リーグ、関西大学との入替戦。前半を0-1で折り返し、後半0-2の状況から途中出場の先輩による待望の1点が決まり、巻き返しを図るもあと1点が遠く、残り5分を切った。次第に早くなる心臓の鼓動が試合終了が近いことを知らせていた。こんなにも時を止めてくれと強く願ったことがあっただろうか。
しかし、無情にも試合終了の時を迎え、私達は1-2で敗北した。インカレ出場の夢が断たれた。

 試合が終わり、泣いて喜ぶ関大の選手を真横にうなだれていく仲間の姿を見ているのが悲しかった。目に涙を浮かべるスタッフの顔を見ているのが辛かった。応援してくださる方々の悲壮な顔を見ているのが苦しく、そしてそれを呆然と見つめることしかできない自分が悔しくてやるせなかった。

 何が言いたいかというと、後からどれだけ後悔をしても時は無常にも過ぎていき、戻ることは決して出来ないということである。いつかじゃなくて「今」、私達には常に「今」しかない。

 ついにリーグが開幕した。
闘う準備はできているか。
相手に立ち向かう覚悟はできているか。
己に打ち克つ強い気持ちを持っているか。
今という、目の前の一戦一戦にどれだけ集中して本気になれるか。

 春リーグで、何が何でも一部昇格しよう。共に闘う人と、苦しい先の最高の景色を観に行きたい。感動を分かち合い、先輩方の想いも背負い、愛するこのチームで、歴史を創る。

 今、目をつぶって未来にアクセスしてみる…

 今行こう、今しかない、1部に昇格しよう。

女子チーム4回生 石淵萌実

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