部員ブログ

2017-2-15
終わりを意識する。(下田 義起)

これは私の人生のテーマです。私は人生の全てにおいて終わりがあることに疑問を持っています。哲学じみたことを書くつもりはないですが、私達が歩んできた人生の中には、常に終わりというものがつきまとっています。だからこそ、私は今を大切にしなければいけないと思います。人間はとても弱い生き物で、私もその1人です。終わりがなければ今を大切にできません。誰もが一度は自分が過ごした時間の一瞬を悔やんだことがあるのではないでしょうか。

私は、常に終わりを意識することで、自分の人生を少しでも良いものにしています。

私の大学サッカー生活も終わりに近づいています。実質、私が主将を務める任期は1年もありません。同時に、この大好きな同期、可愛い後輩たちと過ごせる時間もあと少しです。このチームの活動が全て終わった時、部員全員はどんな思いを抱くのだろうか。私は主将として、今シーズンが終わった時に、部員達が自分の過ごした時間を悔いることのないようにしなければならない。その為に、部員自らが誇れるようなチームを作りたい。もう一度このチームで試合がしたいと心から思えるようなチームを作りたい。こう考えているうちに、自分にとっての終わりを意識するということが、関学サッカー部員の2017年の終わりを意識することに変わっていると気付かされました。

今ここで、私がどんな言葉を書き綴っても、部員達の心に響くとは思えません。このチームがどういう結末を迎えるかは分かりませんが、その時まで主将として誰よりもチームを愛し、行動することを誓います。きっと、そんな単純なことの積み重ねが、最後はすごい力を発揮するはずだと信じて、自分の全てをサッカー部に捧げたいと思います。

男子チーム主将 下田 義起

2017-2-12
Australia Diary #1 (福重 瑛貴)

こんにちは。国際学部新3回生の福重瑛貴です。今日からオーストラリア短期外国語研修、留学ブログを書かせていただくことになりました。私自身のこの留学の目的としては、英語力の向上と、人間力の成長です。普段から大学で英語の勉強に励んでいますが、実際に海外の大学で授業を受けることや、オーストラリアの言葉や文化を経験したりすることが、自分自身の英語力向上に繋がると考えています。またサッカーを始め、スポーツやアクティビティを通して、多くのオーストラリア人と交流を深めることで、広い視野と複眼的な価値を持たせ、自分自身の人間力の成長にも繋がると思います。

現在オーストラリアは夏です。私は夏が大好きなので、シドニー空港に着いた時、気持ちがとても舞い上がりました。2月5日にシドニーに到着し、徐々に生活にも慣れてきています。現在は3人家族の家庭にホームステイをさせていただいています。ホストファミリーでは、家族の皆はとても優しく、クレイジーでとても面白くて、まったく英語が話せない自分でも、とても過ごしやすい家庭です。シドニーに着いてから1週間が経ちます。少しずつホームステイや、オーストラリアの環境にも慣れてきたところで、来週からは観光や旅行も考えているので、またその都度ブログ更新していきたいと思います。1ヶ月といった短い留学期間の中で、どれだけ実りある1ヶ月にできるかは、自分自身の取り組む姿勢が大切だと思うので、しっかりと多くのことを学んでいきたいと思います。

この留学ブログでは、普段自分が体験することのできない多くの貴重な経験を、皆さんに伝えていきたいと思います。今後も定期的にブログ更新していくので、よろしくお願いします。

2016-12-18
関学の漢(米原祐)

インカレ決勝の日、試合前に掲載するはずだったこの部員ブログ。でも、それは叶わなかった。自分の力が足りなかったのだと思う。

日本体育大学とのインカレ準々決勝。0対0で迎えたハーフタイムに成山監督から選手にこの言葉が伝えられた。
「今の状況を例えて言うなら、器に水を張ってそこに全員が顔をつけている状態。息が苦しくなって先に顔をあげた選手のいるチームが負ける」
この言葉を胸にしまい後半に臨んだ。しかし、この我慢比べで、一番最初に顔を上げてしまったのは自分だった。
相手にファールを取られ、PKを与えてしまった。一番耐えなければいけないはずの自分が耐えきれなかった。先制を許した後、すぐに弱い自分が出てきた。しかし、そんな時、周りの選手やスタンドの応援の声が聞こえてきた。あの声があったからこそ、その後、ファールを恐れる様な弱気なプレーにはならなかったと思う。
そして、失点から数分後、すぐに同点に追いついた。あの時のチームの一体感は絶対に忘れない。

その後、関学は延長の末PK戦で負けてしまった。
敗因は、最後にPKを外した選手にあるのではない。なぜならその選手は、チームで一番最後に器から顔を上げた選手だから。敗れた理由は一番最初に顔を上げた自分にあった。
この経験を挫折や失敗という言葉で終わらせてはいけない。関学の漢なら、自分の挫折や失敗と向き合い、弱い自分に立ち向かわなければならない。それは、関学を卒業してからも変わらない。全ては成功への過程だったと証明するために、自分はこれからも前に進み続けようと思う。

今年一年間を振り返ると、前期の自分は、結果というものにどこか固執しすぎていた。何か大切なことを見失い、本当にこだわらないといけないものが見えていなかったと思う。
前期を終えて、探したその答えはすぐ近くにあった。それは、全部員と向き合い、一緒に成長し、一緒に戦うことだった。
勝手に背負ったつもりでいた全部員を、自分は本当の意味では背負えていなかった。

この前期の反省を受けて、臨んだ後期。チームの取り組みには、言葉では言い表せないほどの充実感や達成感があった。そこには、部員一人ひとりがチームでの存在意義を見つけ、カテゴリーや学年関係なく本気でチームのために戦っている姿があった。一人ひとりが本当に輝いて見えたし、誇りに思った瞬間だった。

我々関学サッカー部がこれまでどのような取り組みをしてきたかは、これまでの選手達の部員ブログなどを通してご存知いただけたと思う。
大学サッカーは、サッカーをするためだけの場所ではない。サッカーという手段を通して、様々な問題や壁を乗り越え、自分と向き合い、人間的成長を遂げるための場所だと思う。

関学ならこの大学サッカーを更に良くできると本気で思った。
だからこそこの一年間、自分の全てを賭けてやってきた。
結果が出ず、上手くいかないことばかりだったかもしれない。一つ壁を乗り越えると、またすぐに次の壁が立ちはだかる。まるでそれは、頂上の見えない山登りのようだった。それでも、諦めてはならない。自分や仲間の力を信じてやり抜く。弱い自分と向き合い、乗り越える。このサイクルを今まで何百回、何千回と繰り返してきただろう。辛いと思ったことはほとんどない。むしろワクワクした。この壁を乗り越えた時、仲間たちと観る景色はどんなに素晴らしいものか。そんなことを考えると楽しくて仕方なかった。

あの第四フィールドで、暑かろうが寒かろうが、本気の真剣勝負でするサッカーを成山監督の下で出来た事が幸せだった。ミーティングで、熱い言葉でぶつかり合い、喧嘩出来たことが嬉しかった。チームの様々な活動を全部員と共有する事が楽しかった。頼りになるスタンドの応援を聞きながら、ピッチでプレーする事が生きがいだった。
だが、そんな事ももう出来なくなる。そう考えるだけで胸が苦しくなるし、何よりも辛い。
でも立ち止まってはいけない。
後輩達には、今年のこの経験を来年に繋げて、またチームを一から創り、全員で関学の強さを、そして素晴らしさをこれからもっと証明してほしい。

卒業していく自分は、これからの関学が今年の失敗や挫折を過程に変えるために、出来ることを探し続けて行こうと思う。そして、この関西学院大学サッカー部で学んだことや経験したことを、次のステージで活かさなければいけない。

最後にこれだけは言っておきたい。
関学の漢として、4年間戦えたことを誇りに思うし、自分は何より関学サッカーが好きだ。そして、これからも関学が大学サッカーを代表するチームになっていくと、心の底から信じている。

4回生 米原祐

2016-12-12
執念(安達大樹)

6月2日の関西選手権、それは何としてでも勝たなければならない試合だった。暗闇に包まれたナイターゲーム。うなだれる選手たちと悲痛の声をあげる応援団を横目に、涙すら出なかった。

勝負の世界とは、厳しくも儚いものだと思う。どれだけの練習を積んだとしても、どれだけいい試合をしたとしても、負けてしまうことだってある。しかし、『儚い』という言葉で結論づけてしまうのは、大学サッカーにとって少しもったいない気がする。

昨年、四冠を達成した関学。昨年の取り組みをさらに進化させると意気込んで今シーズンのスタートを切った。しかし、それこそが最大の弱みとなってしまった。なぜファミリーで食事をするのか。なぜイヤーブックを作るのか。なぜ木鶏会で人間力を養うのか。なぜ部員ブログを書くのか。そして、なぜ関学が日本一を獲らなくてはならないのか。それらの問いに対して真摯に向き合うべきだった。その意義を全部員で考えるべきだった。「去年もやってたから。」そんな理由で取り組むことになんの意味もないことに気づいたのは、夏の総理大臣杯出場を逃したまさにそのときだった。

正直言って辛い一年だった。自身の未熟さを痛感させられ、自責の念に駆られる日もあった。去年の栄光が至るところで見えない壁となり押し寄せてきた。「四冠の関学」と比べられることが怖かったし、何よりも悔しかった。でも、これまでの4回生が死ぬ気で繋いできた「関西学院大学体育会サッカー部」の魂をここで終わらせる訳にはいかなかった。

だからこそ貫いてきた。心がえぐられるような悔しさを乗り越え、這い上がってきた。
どんなに苦しい時でもグッとこらえて勝機を狙う。しぶとく、男らしく、最後まで粘り倒す。一度優勝すると決めたら、優勝以外いらない。準優勝は失敗だ。究極に勝利を求め続ける。それが関学のやり方であり、哲学だと思う。

地獄を味わった夏以降、Cチームが学生の主体性を思う存分に発揮し、Bチームが戦う集団のあるべき姿を示してくれた。学生スタッフは本当にたくましくなったと思う。坂口・高橋コンダクターに厳しい言葉をかけられることもあっただろう。それでも、へこたれずに時には泣きながらでも存在価値を示し続けたスタッフを誇りに思う。この半年間、大学サッカー本来の味を噛み締めてここまできた。大学サッカーを全国の人に知ってもらえるか、大学サッカーを少しでも発展させられるか。その責任はAチームに託されているのだろう。

インカレ初戦前日のミーティング、サッカーの最高峰『クラシコ』を観た。たしかに、関学にはメッシやネイマールはいないし、何万人を超えるサポーターだっていない。けれども、伝えられることはあると思った。大学生だって心を震わすような感動を与えることができること。大人に負けない思考力と主体性で組織を作り上げることができること。今年の関学は単なるサッカークラブではなく、まさしく「クラブ以上の存在」になるために活動してきたはずだ。
もう「儚く散る」ことは絶対にない。全てを懸けて日本一を獲りにいこう。

最後に。
進路に困っている高校生がいれば真っ先に関学サッカー部を勧めるし、弟にだって関学でサッカーをして欲しい。本気でそう思う。
それくらい関学が好きだ。
そして、負けたら終わりの戦いを前にして、僕にとっての「神ってる」存在である成山監督と、この関西学院大学体育会サッカー部に一日でも長く関わっていたい、というのが今の率直な気持ちである。

4回生 安達大樹

2016-12-11
これ以上ない幸せのために(山内 馨介)

インカレの決勝を初めてこの目で見たのは2年前。負けてしまったが、その時の4回生達の姿を鮮明に覚えている。来年はどうなるのだろう、再来年になった時、こんなにも素晴らしい4回生のようになれているのだろうか、そう思ったのを覚えている。2年連続で駒を進めた去年のインカレ決勝。優勝という素晴らしい形で終わり、当時の4回生の凄まじいパワーを目の当たりにした。そして、自分達の代である今年。待ちに待っていたはずなのに、力が入り過ぎていたのか、目には見えないプレッシャーなのか、はたまたこれが今年の実力なのか、ここにくるまで思うようにはいかなかった。

同じ相手に2度負けて逃した関西選手権。昨年王者にも関わらず出場権すら得られなかった総理大臣杯。関西リーグ制覇もできなかった。

はたして、今の後輩達の目には、現在の自分達はどのような姿として写っているのだろうか。過去の自分が先輩達を見てきたような目で、今の4回生を見てくれているのだろうか。勝てない、今年は弱い、去年がすごかった、そう思っているのではないだろうか。そう考えるたびに焦り、悩んだ。

現時点でBチームとCチームの4回生は公式戦がなく、自分もその中の1人である。自分は4回生になっても公式戦に出る機会は少なく、最後はスタンドで応援という形で終わった。情けないことに、高校時代より最後の試合終了のホイッスルを聞く距離は遠くなってしまった。やり切った、もう後悔はないと思いたかったが、やっぱり悔しかったし、情けないし、虚しいし、なによりさみしかった。考えれば考えるほど、後悔は出てきた。今までのサッカー人生の節目で毎回と言っていいほど出てくる感情である。

しかし、今までの節目とは異なることがある。それは、自分にはまだまだ応援したい仲間がいる、やってくれると期待できる仲間がいる、こいつらなら託せると信じられる仲間がいる、そして、何かを残してやりたいと思える後輩がいるということだ。

Cチーム最後の公式戦、4回生よりも声をあげて泣いてくれた1回生。試合中に「4回生の為にやるしかないぞ」と檄を飛ばしていた2回生。Bチームの4回生の引退が決まった瞬間、ほぼ全員が泣き崩れる中、「最後まで4回生の世話になるな、最後くらい自分で立て、甘えるな」と悔しさを押し殺して声をかけていた3回生。そして、最後の最後まで諦めず闘い抜いた4回生。嬉し泣きではないけれど、みんなが流す涙はとても綺麗で、嫉妬するほどカッコよかった。

ピッチ上ではなく、ピッチ外にいた自分だからこそ気づいた発見だった。自分自身が手本となり、引っ張っていくはずだったのに、実際はこんなにも心強い後輩達に支えられて、こんなにも頼もしい同期達に囲まれていたのだと強く感じた。親でもないのに、この一年でひと回りもふた回りも成長していた後輩や同期の姿に、喜び、感動している自分がいた。

自分勝手な意見になってしまうが、他の人の目にどう写るかより、自分の目に素晴らしい後輩や誇れる同期を焼き付けて引退できることが幸せでならない。これにインカレ優勝がついたら、これ以上ない幸せである。

そんな素晴らしい後輩達だからこそ、「やっぱり関学は強い」と思って来年を迎えてほしい。大好きな同期達とともに、Aチームの4回生がインカレで活躍する姿を少しでも長く見ていたい。憧れで、誇りで、自慢のAチームのサッカーを全国に見せつけてやりたい。自分にできることなんて微々たるものかもしれない。だが、正真正銘の最後まで、その想いを胸に一緒に闘いたい。

去年はああだったとか、今年はどうだったとか、そんなことはもうどうでもいい。辛い思いは嫌というほど味わった。ここからが本当のオレ達の番。すべてをかけて闘う。関学らしく、部員全員で勝ちに行く。インカレを獲るのは関学だ。

あと3回、みんなで勝利のマーチを歌おう。これ以上ない幸せのために、オレは死ぬ気で歌い飛び跳ねる。

4回生 山内馨介

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